「2026年のやりたいことリスト」に入れていた「屋久島に行く」を達成するため、友達を誘って3泊4日の屋久島トレッキングツアーに申し込みました!
前編・後編の2回に分けて屋久島旅をレポートします。1回目の今回は、全体の旅行プランと、今回の旅のメインである縄文杉トレッキングについてレポートします。
旅行プラン(日程&費用)
まずは今回の旅の概要。友人と2人で行きましたが、3泊4日のうち、間の2日間で屋久島のトレッキングを楽しむプランです。
1日目 移動DAY
8:40羽田発→10:30鹿児島空港 着
11:05 シャトルバス発(空港)→12:00鹿児島南埠頭 着(\1,500)
港のレストランで昼食
13:20 高速船 発→15:20屋久島 着 ※乗船料はツアー
バスでホテル(シーフォレスト屋久島)に到着
※バス代は今回のホテルまでは140円。費用感は通常の路線バス程度
2日目 縄文杉トレッキング
当日の送迎バス代(\3,000)は乗車時に現金で支払い
3日目 白谷雲水峡トレッキング→台風の影響で悪天候のため「島一周観光」に変更。
※トレッキングの場合「森林環境整備推進協力金(¥800)を当日支払い。
4日目 移動DAY
13:20 高速船 発→15:20鹿児島南埠頭 着
天文館エリア散策(本家しろくまの「天文館むじゃき」など)
17:55 シャトルバス発(天文館→18:50鹿児島空港 着(\1,500)
20:55 鹿児島空港発→22:45羽田着
※計画遅延+機体到着が遅れたため当初の予定の50分遅れの出発だった
費用については、今回はHISのツアーで申し込んだため、基本的な料金はこちら。
基本のツアー料金
3泊4日:¥109,600/人(2026/8/24~27)
これに、キャンセルサポートの500円を付けて、¥110,100/人
※2日分のトレッキングのガイド料込。
※オプションで登山グッズのレンタル有(シューズ、リュック、帽子だったはず)。
※最初の2泊は「ペンションシーフォレスト」、最後の1泊は「田代別館」。どちらも朝夕の食事付。
※トレッキングの日の昼ご飯は、宿に頼めば別途、昼ご飯を手配(シーフォレストの場合は1人750円)。依頼は各自で行う。
空港からのシャトルバスや、縄文杉トレッキングの送迎バスなどのマストでかかる費用を含めたら、ざっと12万程度ですね。
1日目 移動DAY
前述の行程表にも書いたけど、今回はスカイマーク航空で羽田→鹿児島空港。その後、シャトルバスに乗って鹿児島南埠頭まで移動。高速船で屋久島の宮之浦港着というルートで行きました。

空港から港までは約1時間。ツアーの申し込み時も、フライトと船の発車時間は2時間くらい空けて便を予約してくださいと注意書きがありました。シャトルバスは頻繁に出ているので、空港到着後から2~3本の便はある感じでした。私たちは飛行機に手荷物を預けていたので、そのピックアップやトイレなどで、10:30空港着で、バスに乗ったのは11:05の便でした。

ちょうど港に着いたのが12時頃だったので、港内のレストランで昼食。

窓際の席なら、目の前に桜島が見える絶景ロケーション。雄大に聳える桜島の威容を堪能。

そして、高速船に乗っていよいよ屋久島へ。高速船で約2時間。その間はずっと席でシートベルトを締めて座っていないといけないので、「海上の風を感じて満喫」というのは出来ませんでした。屋久島までの船旅も楽しみたいなら、時間はかかるけどフェリーの方が料金も安くて、乗船中はデッキにも出て自由に過ごせるとのこと。

今回はツアー料金に高速船料金も含まれていたので気にしていなかったのですが、高速船の料金は片道¥14,000と高め。フェリーだと¥6,500と倍以上するので、ツアーではなく自分で全て申し込む場合はご注意ください。

港に着いた途端、1本の電話。出てみると明日のトレッキングツアーの会社からで、縄文杉ルートの既設トイレが台風で故障してしまい、出発場所である「荒川登山口」の1か所しか使えないとのこと。友達と準備する時に、なるべく既設トイレを使うということで相談していたのに、まさかの故障で登山中はトイレが使えないことにショック!!!
屋久島到着後わずか数分で今回の旅が「ハードモード」に!!!
携帯トイレは1つだけしか準備していなかったので、急遽、宮之浦港近くにある観光センターで携帯トイレ2つ入り(780円)を購入。(宮之浦港から観光センターまでは歩いていける距離)
その後、宮之浦港まで戻ってバスを待ち、ようやく宿泊する「ペンションシーフォレスト」に到着。


ロビー兼食事処を抜けると隣に宿泊棟があり(アパートのような感じ)、その2階の部屋でした。窓からは海が見えたのでロケーションは良かったです。浴衣も含め基本のアメニティは常備されていました。

荷物と明日の準備をして18時に夕食。その後、部屋に戻って早々にシャワーを浴びて20:30頃に就寝。
2日目:縄文杉トレッキング
そしていよいと今回のメインイベント、縄文杉トレッキングの日がやって来る。
1日のスケジュールはこちら。
AM2:30 起床
3:40頃 お弁当の受け取り
4:08 送迎バスに乗車(各ホテルを周って参加者をピックアップ)
5:30 荒川登山口に到着→朝ごはん
6:00 登山スタート
約3時間のトロッコ道をひたすら歩く→その後、山道を登る。
(翁杉、ウィルソン株、仁王杉、夫婦杉など)
11:30頃 昼ご飯
12:30頃 縄文杉に到着
13:00頃 下山開始
16:30 荒川登山口に到着
17:00 送迎バス出発→各ホテルで各自下車
18:00過ぎ ホテル(シーフォレスト)着
朝4時集合。当然外は真っ暗。そんな中、道路でバスを待つ。わずか10分程度の待ち時間でも、さすがに心細いので、心底「友人と来てよかった」と思った(笑)。とはいえ、空を見上げれば、雲のすき間から星空が見える。低い位置の星までもくっきり見えるのは、やはり離島ならではの光景。
ちなみに登山初心者の私は、事前に山ガールの友達のアドバイスもあり、次のものを持って行きました。
リュック:モンベルで20Lのものを購入(約15,000円)
レインウェア:ワークマンで上下セットで5,500円
シューズ:ずっと昔に買った登山用シューズ
携帯トイレ:災害用袋に入れていた1個+観光センターで買った2つ
行動食:干し芋、ハイチュウ、ボンタンアメ
衛生用品:除菌ティッシュ、水に流せるティッシュ、絆創膏セット
その他:軍手、懐中電灯、アルミシート(防寒用)
山ガールの友人曰く、「ちゃんとしたレインウェアを買わないのは、死にに行くのと同義」というお言葉をいただいていたので、それだけはしっかり持って行きました!とはいえモンベルはちょっと予算が…と思ってワークマンにしたけど、登山用のレインウェアは靴を履いたままの着脱がしやすいようにファスナーがついていたり、軽さと防水率&通気性のバランスも良いと思うので、高いだけの機能はある。その辺りは予算との相談。
持ち物のうち、青色のもの災害用の避難袋の中にあったもの、あるいは旅の後には避難袋に入れておけば良いものなので、準備の際は、非常袋の中身と重複する物がないか確認するとよい。(行動食も避難袋に入れているものが賞味期限が切れそうなら中身の入れ替えもかねても良かったけど、今回はまだ賞味期限が切れるまで先だったので、別に行動食を用意しました)
最終的には、「その他」のものや、ティッシュ・絆創膏などは使わなかったけど、軍手はストックを持たない方の手は付けても良かったかな。(道が険しい時など周囲の木を掴んだり足元の石に手をつくこともあったので)
荒川登山口~トロッコ道

荒川登山口に到着すると、すぐに朝ご飯。屋根のある休憩スペースはあるものの、40人ほどの参加者全員が入れるほど広くはないので、休憩スペースの外に座ったりしながら各自エネルギーチャージ。

トイレを済ませて、いよいよ出発。荒川登山口のトイレは、既設トイレでトイレットペーパーもついています。

ツアーガイドは、ガイド1人につき参加者5~6人のグループで行動。私のグループは、男性ガイド(屋久島出身)に、私たち2名、ご夫婦2組の計7人のグループでした。
まずは現役のトロッコの線路上をひたすら歩く。おそらく3時間くらいはトロッコ道。なので前半は用意した登山ストックの出番はなし。

歩き始めて約30~1時間ほどで、雨が降り始める。早々にレインウェアのお出まし。ガイドさんは大きな長傘一本でずっと歩いていたけど、初心者はやっぱりレインウェアで防雨、防寒するのがおすすめ。(ちなみにザックカバーは出発する前からガイドさんに「絶対雨が降るから最初からつけておいて」と言われていた。)


途中途中で、屋久島の自然、杉についての説明や、(私たちのガイドさんが屋久島出身ということもあり)屋久島の歴史や昔話などを色々話しながら、約3時間くらいトロッコ道を歩き続ける。途中、所々に吊り橋(場所によっては手すり無し)もあり、絶景とちょっとしたスリルを味わう。
↓動画はこちら
ようやくトロッコ道の終点。携帯トイレブースがあるので、ここでトイレを済ませたり、行動食(おやつ)などで、これから始まる山道に備える。

翁杉、ウィルソン株
いよいよ山道へ。ここから登山ストックもフル活用して歩く。ストックは2本持って行ったけど、ガイドさんによると「初心者はストック2本使いに慣れていないから、むしろ1本の方が樂」ということで、1本でチャレンジ。(確かに右手でストック、左手は難所の時に補助できるように自由にしておいた方が都合が良かった)

翁杉は推定樹齢2000年。老樹の貫録を感じさせる。残念ながら2010年の台風で倒れてしまったのが残念だが、残った威容もまた風格がある。
そして、空洞になった切株から見上げた様子が「ハート形」になることから人気の高い「ウィルソン株」。確かに、ある場所に立つと見事にハート形!!!



ウィルソン株を過ぎてしばらく歩くと大王杉、夫婦杉が現れます。大王杉は縄文杉が知られるまでは、最大の屋久杉といわれて「大王」の名がつけられたとのこと。

大王杉、夫婦杉を過ぎてさらにしばらく歩いたところで、一旦昼休憩。しかし、お昼ごろからずっと強い雨が降り続く。かなりコンディションが悪い状態の中、お昼を取ることに。(グループのご夫婦のうち、男性が1人かなりしんどそうだったので、これは無理にでも今のうちに昼休憩を取った方がいいというガイドさんの判断もあったと思う。参加者本人は無理しがちな分、ガイドさんの冷静な判断が不可欠。)
ちなみにお昼の時にガイドさんがお味噌汁を作ってくれました!レインウェアを着ているので、すごく寒いということはないけれど、やっぱり雨に打たれ続けるのはこたえるので、お味噌汁の温かさにホッとする。
縄文杉
お昼を取って全員のHPもだいぶ回復したところで、いよいよ大詰め。縄文杉に向かう。もう何をどう歩いたか記憶がないが(とりあえず山道のどこかで、ガイドさん曰く「地獄の1丁目~3丁目」の難所はあった)、とりあえず歩き続けること数十分、その時は訪れた。

遂に縄文杉に到着。昔は本当に縄文杉に触ることができたらしいが、現在は保存の関係で少し離れた場所にある展望デッキから眺めるのみ。縄文杉を囲うように正面、左右1つずつの計3ヵ所に展望デッキが作られている。
写真では分かりづらいが、この時点でそれなりに雨が降っていたが、縄文杉の姿が見えないほどではなく、むしろ周囲に靄がかかって神々しさすら感じられる。道中も苔が多いので、快晴よりは、むしろ湿っている方が屋久島の緑の美しさを味わえるので、むしろ良かった。(湿っているというレベルではなかったけど笑)良かったと思うしかない。いや、本当に良かった。


個人的には正面の展望デッキより、向かって右手側のデッキからの眺めが、より杉に近くなって迫力を感じたのでお気に入り。他の展望デッキよりも少し急な階段(斜面)なので、疲れている人にはガイドさんもおすすめしなかったけど、その分、杉の立体感や全体の姿も感じられる。

縄文杉の展望デッキの近くにある、このタランチュラみたいな木も異様な存在感を放つ。太陽の方向に枝を伸ばすということだが、なぜこの木だけここまで極端に差が出ているのか。そして伸びた枝に苔が生えてタランチュラ感がマシマシ。
下山
約15分ほど展望デッキで好きに過ごした後、下山。下山は下山で中々大変。特に雨で濡れている道を下っていくのは思っている以上に体力を消耗する。
ガイドさん曰く、一番怪我が多いのは、帰りのトロッコ道とのこと。平坦なトロッコ道も、約7時間の登山後なので、気が抜けて何でもないところで躓いたすることも。荒川登山口に戻るまで、気は抜けない。そして疲れた体に平坦な道のりが3時間ほど続くのは、メンタル的にもちょっとキツイ(笑)。
帰りもこまめに休憩を取りつつ、ようやく出発地の荒川登山口に戻って来た。私たちのグループが戻ったのは夕方の4時半。すでに10人前後の人たちは戻っていました。
ちなみに送迎バスは17時になったら強制的に出発する。もしこの時間に戻れない場合は、地元の路線バスが17時45分(だったかな?)に来て、麓まで降り、そこからタクシーを捕まえて戻らないといけないから別途1万円ほどかかるらしい。もし路線バスも逃してしまったら、荒川登山口までタクシーを呼ぶしかなく、その場合は2万ほどかかる見込み。
3日目のガイドさんの話では、屋久島のタクシーは基本的に事前予約でしか動いておらず、以前この帰りの送迎バスも逃してしまった方がタクシーを呼んだことがあったが、そのタクシーが来たのが夜の23時ごろだったとのこと。恐ろしい。

登山初心者が10時間の登山を無事に完遂することができるか不安もあったけど、怪我もなく縄文杉までたどり着けました!
人生の大きな財産になりました!!

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