【英語学習】スマートチューター無料体験レポート

英語学習

VRで英語学習を行う「スマートチューター」。英語を勉強している人の中には気になっている人もいるのではないでしょうか?でも「VR使ったことないけど本当に良いの?」「そもそもどんなカリキュラムなの?」という不安もあるのではないでしょうか。

そこで、私が無料体験を実際にやってみました!この記事では無料体験を通して、スマートチューターでの学習方法の紹介、そして実際に体験してみて感じたメリット・デメリットを紹介していきます!

結論!

英語学習どうしようか悩んでいる人は、とりあえず無料体験は申し込むべし!
⇒ちなみに私は正式にスマートチューターを申し込みました

この記事はこんな人におススメ!

・スマートチューターが気になっている人
・英会話レッスンに挫折した経験がある人
・オンライン英会話が向いていないと感じている人
・英語学習を始めたいけど何から手を付けていいのか分からない人

そもそもスマートチューターって?

まずはそもそも「スマートチューター」とは何ぞや?という方は、概要についてまとめた記事を書いていますので、こちらをご覧ください。

簡単に言えば、VRで登場人物たちと英会話をしていくプログラム。オンライン英会話だと同じ文章やフレーズを何回も聞き返したり、上手く発音できるまで繰り返し練習するのが気が引けてやりづらいということも、VRなら気兼ねする必要がなく、本当に自分にとって必要な練習をすることができるようになっています。

またスクール系には避けては通れない予約の手間からも解放されます。講師の都合に自分の都合を合わせる必要もなく、「自分主体」で学習スケジュールを組み立てることが可能です。

無料体験の流れ

では、いよいよ無料体験を申し込んでみましょう!スマートチューターの無料体験は次のような流れになります。

  1. 申込み
  2. 機材到着→簡単な初期設定
  3. オリエンテーション(日時指定、約1時間)
  4. 無料体験(オリエンテーション後から10日間)
  5. 正式に申込むか無料体験で終了するかのリマインドメールが届く(8日目頃)
  6. 無料体験終了→本契約するならそのまま続行、契約しないなら機材返却

申し込み~オリエンテーションまで

申し込み

画面の内容に従って必要事項を入力していきます。無料体験を申し込むには、仮に本契約をした際のコースを選択する必要があるので、まずは本契約をするつもりでコース選択をしておきましょう。またクーポンコードを入力すると、初月の費用を抑えることができます。

ポイント!

・各コースはVRデバイス(オキュラスクエスト)のレンタル費用も含まれているので、機材がなくても始められる。
・既にオキュラスクエストを持っている人は各コースの料金が割引。
・申込み時に、機材の受取日、オリエンテーションの受講日を選択。

※無料体験は、下記リンクより申込み可能!

【スマート・チューター】AIxVRビジネス英会話

機材到着

申込みの時に、機材(オキュラス クエスト)の受け取り希望日を選択できます。早ければ申込み時から数日以内で届けてくれます。

機材が到着したら、オリエンテーションの日までの間に、
①オリエンテーションのための事前ヒアリング
②ガーディアン(プレイエリア)範囲の設定
③wi-fi設定
をしておきます。

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よもつ
よもつ

ガーディアン設定は実際に学習する予定の場所(オリエンテーションを受ける時の状況)に合わせて設定しておくと、オリエンテーションの時に再設定する必要がありません。

オリエンテーション

オリエンテーションはオンライン(ZOOM)で行います。ちなににこちらのカメラはOFFでOKです。

オリエンテーションの内容(約1時間ほど)
・スマートチューターの概要
・学習プログラム(コース)の選定のためのヒアリング
・具体的な使い方、画面の見方など

ヒアリングでは、そもそもなぜ英語を勉強するのか(海外の企業と交渉する必要がある、社内で英語を使う必要がある)など、それぞれの実際の活用シーンを想定して、それに一番近いシチュエーションのプログラムを選択していきます。

私は、英語レベルも初心者で、仕事ですぐ必要な訳では無く、「茶道の稽古の中でもし今後外国人の方が茶席に来た時に対応できるレベルにしたい、日本文化を英語で伝えられるようにしたい」というのが一番近い目標なので、レベル1の「自己紹介」プログラムと、学生向けのプログラムの2つにしてもらいました。

いざ無料体験スタート!

さぁ、いよいよ体験スタート!!といっても「お前の10日間なんて興味ないよ。結局どうなの?使えるの?使えないの?」って思っている方。そりゃそうですよね。

ということで、まず10日間使ってみて感じたメリット、デメリット(改善ポイント)をお伝えします。

・家に居る時のちょっとした隙間時間でも学習できる→習慣化しやすい
・リスニング、リーディング(オーバーラップ練習)がしやすい
・自分の声を自動的に録音してくれるので、お手本のサンプルと客観的な比較ができる
・VRのバーチャルの人物でも緊張感が出る

・酔う程ではなかったが眼が渇きやすい(一度に長時間は人によっては難しい)
・会話中のサンプル文が常にプレイエリアの中央に出るので、VRの人物と横並びのシチュエーションの場合、折角の”リアリティ”が半減してしまう。
・毎回レビューで自分の発音を判定してくれるが、次のステップに進むかどうかは自己判断
⇒己に厳しくないとついつい先に進む事に気を取られて発音など向上しない可能性あり

オンライン英会話では気が引けてできなかった、同じことを何度も聞き返す(話し直す)ことができる点、予約もいらず思い立ったらすぐ学習できる点はVRの強みで、これはすごく良いなと感じました。

また、自動的に自分の声を録音してくれているので、いちいちレコーダーを用意する必要もなくお手本と比較できるのは良かったです。発音している時に聞こえる自分の声はそれほど悪くないと思っていても、レビューで客観的に聞くと、無駄に巻き舌になってて思っている以上に単語をクリアに発音できていなかったことに気づかされました。

一方、「ここはもう少し工夫してほしかった」という部分もあります。
1つ目は、横並びや円卓を囲んで3人などで話す時に、話しかける相手の方を向いたところに字幕が表示されると良いなという点です。字幕表示は全て最初にプレイエリアを設定した時に正面にしていた位置に出るので、右隣に座っている人に向って話すのにも、プレイエリアの正面に表示される文を確認してその文を読み上げるだけなので、VRの醍醐味が半減している気がしました(私が字幕を見なくても英文を覚えておければいいだけなのかもしれませんが)。

また当然学習中は終始VRデバイスを装着しているので、メモを取ったり知らない単語やフレーズをノートに書き留めるなどの作業はできない、というかしようと思うといちいち着脱の手間がかかります。ノートなどを使って書いて覚えたい人には少しやりづらいかもしれません。

スマートチューターの中で、気になったフレーズなどを記録して、オリジナルの辞書&そのフレーズを使った英作文練習のコースなんかができると最高なんですけどね。。。

そんな感じで、細かいことで「こうしてくれれば…」と思う点もありますが、それはあくまでも基本的なリスニング、リーディングを徹底的に練習する点は十分使えるからの、さらなるオーダーというものです。

オリエンテーションで担当者の方が、スマートチューターは「素振り」で、オンライン英会話は「実践」と捉え、両方を並行で行うのが理想的と言っていました。スポーツでたとえるなら、素振りをせずいきなり試合に出続けたからと言って勝てません。まぐれでクリーンヒットが出ることはあるかもしれませんが、それでうまくなろうというのは非効率的。英語も「基礎練習があってようやく試合に出て結果を出せる」ということで、スマートチューターはその「基礎練習(素振り)」ということです。

各コース(各レッスン)の内容

レッスンは、レベルに応じて様々なコースがあり、それぞれ7~10個程度のレッスンがあります。各レッスンは2~3人の登場人物の会話をロールプレイングしていきます。基本的には「リスニング」「リーディング」「翻訳」の3ステップになり、レッスンによっては「フリートーク」もあります。

①リスニング
最初はまず会話全体を聞き大まかな内容を理解します。なるべく字幕を見ずに、聞き取れるまで何回も繰り返し聞くことを推奨していますが、どうしても理解できなければ一時停止して英文や日本語訳を確認することが可能です。こうして大まかに内容を把握したら「リスニング+要約モード」となり、リスニングを聞き終えた後に、どういう内容だったかを自分の言葉で要約して話します。

よもつ
よもつ

頭ではざっくり理解できてても、いざ話すとなると単語や文法をアレコレ考えてしまって意外と難しい!!沈黙が長いと要約終了と判断されてしまうので、瞬時に英作文を作るスピードも必要になるので、侮れません!

「リスニング+要約モード」ではどのくらい内容を把握できたか最後に診断されますが、1~8までのレベルの内、それほど詳しくなくても「8」の評価が表示されました。詳しいレビューでは自分の要約文とサンプルを比較することができるので、スコアの数字よりも、サンプルとの比較が有益だと思います。


②リーディング
リーディングでは、各キャラクターのセリフを練習していきます。まずは「オーバーラッピング」で繰り返し練習します。一通り終わると自分のリーディングをAIが自動で診断するので、英語独特の抑揚、イントネーション、スピードをお手本の音声と聞き比べることができます。

・英語のDVDや動画を使った練習に比べて「巻き戻し→再生」の動作を繰り返す作業が楽
・レビューではフォニックスで各発音記号の発音の仕方の動画も見ることができる

・発音のサンプルは単語ごとしかない(文章になった時の「音の脱落」や「リエゾン」など英語特有の発音ルールの練習はできない)

③翻訳
翻訳では各セリフの日本語訳が字幕で出るので、リーディングで習得した文章を使って話します。記憶力がある人はリーディングで覚えた台詞をそのまま言えばOKなので、翻訳というよりは記憶力チェック(フレーズの定着)という感じです。(オリジナルな文章で返してもOKだとは思いますが…)

《+α》ウィークリーチャレンジで時事問題について話そう!

通常のコースとは別に、毎週「ウィークリーチャレンジ」が配信されます。初級者、中級者、上級者別に、時事問題についての会話を通常のコース同様、リスニング、リーディング、翻訳のステップで練習することができます。通常のコースでは出てこないようなトピックや単語も出てくるので、気分転換としてチャレンジしたり、日常で英語を使う機会がある人は話のネタとしても使えるようになっています。各トピック例はこちら。

(初級者) Oldest Person Dies
世界最高齢に認定されていた日本人女性が19日お亡くなりになりました。こちらのレッスンでは、話題に関するスモールトークの練習をして頂けます。お取り組み頂きやすい初級レベルですので、ぜひお気軽にご練習ください。

(中級者) Twitter Purchase
米Twitter(ツイッター)は、イーロン・マスク氏によって同社が買収されることを発表しました。こちらのレッスンでは、話題についてスモールトークの練習をして頂けます。ぜひレッスンにチャレンジしてみましょう。

(中級者) Beijing Lockdown
中国・北京では感染者数の増加からロックダウンが懸念されています。こちらのレッスンでは、話題についてスモールトークの練習をして頂けます。ぜひトライしてみましょう。

スマートチューターメールマガジン(2022/4/29)より

VRの使用感

VR自体を体験するのが初めてでしたが、基本の操作は慣れてしまえば特に問題はありません。自分の好きな時に好きな時間だけ学習できるのが売りではありますが、実際には1回につき長時間の使用は進められていません。「VRに酔う」「頭痛がする」という症状はありませんでしたが、とくに目が乾きやすかったので、大体1回につき30分~1時間が目安になるかなと感じました。

大体1つのプログラムをリスニング、リーディング、翻訳まで一通りするのに30分くらいかかるので、「1回につき1プログラム」を目安に学習していくのが良いかもしれません。

あと、ゴーグル装着の調整が結構難しく、緩いとグラグラする&より重く感じてしまうし、きつく締めると目元が痛い(ゴーグルの跡がつく)感じでした。目元周りにゴーグルが密着するのと、頭の上部とサイドのバンドで固定するので、取り外す時に髪が乱れたりしますので、朝活として英語学習を使用と思っている場合は、ヘアセットやメイクをする前にしないといけないなーと思いました。

無料体験を終えて

実は私、元々某英会話スクールに入っていたのですが、コロナでオンラインに切り替わった頃に仕事も少し忙しくなって中々英会話の勉強のモチベーション維持もできず、月謝をドブに捨てていたような状態でした。そんな中で少しレッスンを受けてもその場のフリートークで終わるだけだったので「カタコト英語」をずっと繰り返している状態でした。

今回スマートチューターの無料体験をしてみて、個人的に一番メリットを感じた所は、
予約がいらない(勉強する前にすでに面倒な作業があると途端にやる気が失せるので)
自分の発音をチェックできる(半強制的に「きれいな発音」を目指す気になる)
オンライン英会話などと同額程度で使い放題(学習し放題)

ということで、正式にスマートチューターを申し込んで、これまでの英会話スクールの方は契約内容を変えて、毎月定額コースから回数制にして、スマートチューターでの学習の実践として英会話スクールのレッスンを使うようにしました。

英会話学習でどのような方法で勉強しようか迷っている人は、まずはスマートチューターの無料体験を実際に体験するのがおススメです!無料体験では本契約した場合の初月割引キャンペーンも行っていることも多いので、申し込みは割引クーポンを実施しているかチェックしてみてください!

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