ラジオ『ダンサーだってしゃべりたい』が、前々回はshojiさん+Novel Coreさん、前回はshojiさんのお悩み相談コーナーというイレギュラー放送だったので「このダンスがアツい」コーナーがお休みでした。
さて、音楽劇『クラウディア』で2ヶ月間ラジオをお休みしていたOguriさんが復帰!そんな復帰後初の放送から早速「このダンスがアツい」も復帰です!
s**t kingz「TRASH TALK feat. Novel Core」-2022/8/14放送
今回は先日公開となったs**t kingz「TRASH TALK feat. Novel Core」を徹底解剖しちゃう回。皆さん当然毎日11回以上観ているとは思いますが、そんな新曲の振付についてOguri&kazukiが制作時のエピソードも交えながら解説します!
※まだそんなに観ていないという方は、そっと下の動画をチェック!
まずは、最初にメンバーがどの部分の振付を担当したかを紹介し、それからそれぞれの振付について詳しく見て行きます。
kazukiパート&全員で制作パート
ここからは各パートについて詳しくポイントを見ていきましょう!まずはkazukiさんパート。
・歌詞とラップのリズムの音がとりやすかった(by kazuki)
・「プルルルル…」が好き(by Oguri)※0:37の手をプルプルさせる振り
・「♪皆さん準備はOK」
⇒手で〇を作る(=OKのポーズ)+直前の「気を付け」(=準備)
・「♪嫌われ者代表の入場」
⇒「代表」を右手で身体を斜めで線を引く振り(本日の主役的なタスキのイメージ)
⇒「入場」はシンプルに行進ポーズ
・「♪ごみ箱から生中継」
⇒「ごみ箱」でごみ箱を開けて下に入るイメージの振り
⇒「生中継」で頭の上に手を置いて”電波”のイメージで手をプルプルさせる
・「♪ご機嫌いかが?人間界の皆様」
⇒手を振って挨拶
・「♪僕らはこうして部屋の隅で君を見てる」
⇒「部屋の隅」は、小さくなってコロンとまとまっているイメージの体育座りのような形
⇒「君を見てる」で顔を見せる
「プルルルル」のところは一瞬過ぎて分かりづらいですが、ここです。
ちなみに実際にパフォーマンスする時はこんな感じ。
その後からOguriパートまでは全体で制作。
・シッキンには珍しいワーム(芋虫っぽい動き)
・「♪王様の判断」などシチュエーションを説明するような振り
Oguriパート
「♪右も僕だ」の後のダンスブレイクの部分から「♪君が眺めるショーウィンドウの中 その商品も 360° 僕らゴミの包囲網 調子どう?」までがOguriさんが担当。
・ダンスブレイクのところは熊井吾郎さんのトラックの音のカッコよさを表現(by Oguri)
・曲中珍しく歌詞がない部分なので熊井さんのトラックが引き立つ(by kazuki)
⇒kazukiさんが曲の制作時に全部にラップを入れないところを作るのを提案
⇒つまりkazukiのおかげ
・「♪中の商品も」の振りがイチ押し(by Oguri)
⇒電気がパッとついてメンバーの表情が明るくなる
・ダンスブレイクの踊り出し好き(by kazuki)
⇒「ドンドン ドコドコ ドンドン ガンッ」
⇒「首2回ドンドン」「足パタパタ」「脇腹みたいなとこ広げてボヨヨーン」が好き
⇒ダンス解説者ARATAさんの解説動画でもここでテンション上がっている!
ラジオをリアタイしている時にkazukiさんの「首2回ドンドン」からの部分がどこを言っているのか分からなかったのだけど、プラクティス動画の0:51~0:54の流れのことかなと思います。
たった3秒の間にこれだけの動きをしているのね!!!
さすがOguriさん振付担当しただけあって、顔の表情まで既に仕上がってます!
ラジオでも紹介されていたARATAさんによる解説動画はこちら(テンション上がっているのは1:56あたりのことかな?)
shojiパート~53ダンス
4人で肩組んで歩いた後からの激しい踊りがshojiさんパートで、そこから本作1番のキャッチー振り「53ダンス」になります。
・shoji君のダンスはダイナミック(by kazuki)
・フロア(床に手などをついて踊る振り)のような正座っぽい振り
・このブロックのダンスにshojiの振りが合っている!!(by Oguri)
⇒じゃんけんの神は分かっている
・「53ダンス」(手を組んで5,3,5,3と繰り返す振り)
⇒全パートが踊り込んでいるとメリハリがないので休憩パート
(ラストを立たせるための全く違うタイプの振り)
⇒一番苦労した(2日くらい日を跨いで作ったくらい悩んだ)
⇒細かく踊り込むような振りよりも、こういうキャッチーな振りの方が逆に難しい
言われて観れば、たすかにshojiさんらしいバッチコーイ!的な振り
※吹き出し中の「たすかに」はラジオ中でOguriさんが「確かに」を「たすかに」と噛んでしまったことへのオマージュです。私の誤植ではございませんので悪しからず(笑)
そして話題(?)の「53ダンス」。もうすでに習得しているかもしれませんが、左手が5、右手が3です。
「3」を表すのに中指・薬指・小指の3本を使うなんて、『グランメゾン東京』の木村拓哉か、歌舞伎の『仮名手本忠臣蔵 七段目』でしか見たことなかったけど、この「3」ポーズの系譜にシッキンも加わろうとは。
NOPPOパート
ゆるかわシュールな「53ダンス」の後の怒濤の振り!!!ここを担当したのはNOPPOさん。
・ラストの振りNOPPO率の高さ(by Oguri)
⇒じゃんけんで振り分けする際、NOPPOさんが最後負けてその1つ前に勝ったshojiさんが「NOPPOに最後作ってもらいたいから(自分は)ここやる」という流れで決まった。
⇒じゃんけんの神様ではなく、shojiは分かっていた。
・振り入れされた時は最初プシューってなった。でも体に入るといい流れ(by Oguri)
・「Oh!shit」のドカドカするところ(NOPPOパート)も絶対できないと思った(by kazuki)
⇒「NOPPOがすごいのか、俺らがすごいのか」「僅差で俺ら」
・早いだけじゃなく難しい(by kazuki)
・間違えることなく踊れた時の達成感がすごい!(by kazuki)
NOPPOさんパート、最初から最後まで怒濤過ぎて正直どこをどうスクショをすればいいのか素人の私には「???」です。個人的には最後の繰り返しの「♪君が出すゴミ」の細かいステップが「ひょえー」となりましたので、一応そこをスクショしましたが、これはご本人にさらに詳しく解説を請い願いたい。
まとめ
今回の解説のおかげで、メンバーの振りの特徴がより分かりましたね!!動画で再確認しながらまとめていたのですが、「わずか数秒の間にどんだけの振りを詰め込んでるの!?」と改めて驚きました。同じ1秒でも、その1秒という時間を普通の人よりすごい細かい解像度で捉えているんだなど実感しました。
今回はOguri&kazukiペアだったので前半の解説が詳しかったので、ぜひshoji&NOPPOパートもより細かく解説聞きたいですね。
さて、ダンスの振りが見やすいようにスクショ画像はMVではなく下のプラクティス動画から拝借しましたので、ぜひそちらもご覧ください。
次回は8月21日(日)8:00~
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