【よもつ茶道記】小習・茶碗飾り(濃茶)

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この「よもつ茶道記」シリーズでは、私が普段習っている茶道(裏千家)の稽古について、備忘録も兼ねてご紹介します。

2022年7月9日(土)のお稽古

つい二日前は7月7日の「七夕」。茶道のお稽古の日には、お道具の拝見の際に茶杓の銘を言うのに、季節に合った言葉を事前に考えておくのですが、今回は七夕が近かったので、「笹舟」「天の川」など、七夕関連の言葉にしようかな~などと考えながら稽古場に向かいます。

7月9日のお稽古は「小習(こならい)」の1つ「茶碗荘(ちゃわんかざり)・濃茶」でした。

小習」とは?

小習事十六ヶ条とな、基本的な手前(風炉・炉のそれぞれ濃茶、薄茶点前)、炭手前、棚物などの手前ができると教えられる許し物。
小習事十六ヶ条には、「前八ヶ条」「後八ヶ条」に分けられる。

前八ヶ条貴人点(きにんだて)、貴人清次(きよつぐ)、茶入荘(かざり)
      茶碗荘茶杓荘茶筅荘長緒茶入重茶碗
 ※薄茶・濃茶の2つの手前があるのが「貴人点」「貴人清次」のみ。その他は濃茶のみ

後八ヶ条…包帛紗(つつみぶくさ)、壺荘、炭所望、花所望
      入子点、盆香合、軸荘、大津袋
 ※包帛紗、大津袋は濃茶のみ、入子点は薄茶のみ

既に、6月に貴人点(薄茶・濃茶)、貴人清次(薄茶)は稽古したので、今回は「茶碗荘(かざり)」。

茶碗荘(ちゃわんかざり)

茶碗荘とは、自分にとって特別なお茶碗を使う時の点前。個人的に思い入れの強い茶碗という事なので、決して格の高い茶碗でないといけないという事ではないとのことです。

よもつ
よもつ

例えば、「茶名を貰った時に師匠からいただいたもの」とか「祖母から譲り受けたもの」など、個人的なことで良いようです。といっても、茶の道を歩み始めたばかりの私にはそんな立派なエピソードもないので、稽古ではそうしたエピソードを創造する別の苦労が(笑)

手前が始まる前のセッティング

基本となる手前と違って、最初に茶杓、茶巾、茶筅が水指の上に置かれている状態で、またて前に使う茶碗と茶入も飾っておきます。亭主(手前をする人)は建水を持って入るところからスタートします。

茶碗荘のポイント

基本的に「茶碗荘」では、茶碗がその茶席での一番の重要アイテムになるため、通常よりもより丁寧に扱います。(同様に「〇〇荘」という手前の場合、その〇〇を特に丁寧に扱います)

・茶碗を動かす時は両手で持ったり、左手を必ず添える。
・茶筅通しのお湯を入れてから茶碗を手前に引く。
・お茶を出す時は古帛紗の上に出す(客も古帛紗ごと持ちあげていただく)。
・客が茶碗を縁内に入れるまでひと膝下座に下がって控える⇒入れたら通常の姿勢に戻る
・通常の問答とは別に、茶碗が戻ってきたらお茶碗についての問答
(ここで、どうしてこのお茶碗をしようしたのか、どういう思い入れがあるのかを説明する)

「貴人点」では、「客」が位の高い人なので、「客」に対して控えますが、「茶碗荘」では「茶碗」に重きが置かれているので、「茶碗」が相手の縁内に入ったら控えを解くというのが面白いですね。

よもつ
よもつ

茶道のあらゆる手前って、習い始める前は「ガチガチにルールが決まっていて面倒くさい」というイメージもありましたが、習ってみるとそれぞれ「理にかなっている(何かしらの理由があった)所作」であることがわかります。

ちなみに茶杓の銘で用意していた「笹舟」を、前の生徒さんの稽古の時に出してしまったので、自分の稽古の時には「七夕」の夜空のイメージで勝手に「星月夜」としてしまいました(笑)

本日のお菓子:琥珀糖

本日のお菓子は琥珀糖(こはくとう)。見た目も涼やかで今の季節にピッタリ。

本日の主菓子

こちらのお菓子は別の生徒さんが先生に差し入れくださったという琥珀糖。蛤の貝殻の中に琥珀糖を詰めるなんて、オシャレ!!!しかも食べる時は貝殻の蓋になっていた方をスプーン代わりにして食べるのだそう。このお菓子、ハイセンスすぎる!!!
(ちなみに黄色い琥珀糖の中に入っている茶色い物は大徳寺納豆)

稽古が始まる前に生徒さんの何人かで輪になっていただいたのですが、皆で潮干狩でも出たような気分で、ワクワクしました!

先生に確認しそびれましたが、「蛤 琥珀糖」で検索したら、「亀屋則克」さんの「浜土産(はまづと)」と出てきました。おそらくこちらのお店で良いと思います。

亀屋則克サイト

異例の速さで梅雨明けして、急な暑さで体調管理も気を付けないといけない時期ですが、涼やかなお菓子&お茶で一服してゆっくりとした1日を過ごせました。

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