【ダンサーだってしゃべりたい】「このダンスがアツい」まとめ（2023年3月編）※随時更新

BE:FIRST / Boom Boom Back（選者：shoji）-2023/3/5放送
BTS「FIRE」（選者：NOPPO）-2023/3/19放送

BE:FIRST / Boom Boom Back（選者：shoji）-2023/3/5放送

今週の「このダンスがアツい」ならぬ、「このダンスがアチー！！」（by shoji）はBE:FIRSTの『Boom Boom Back』。

振付はDr.SWAG（ドクタースワッグ）という、KAITA（@kaita0719）とKAZtheFIRE（@kazuyagishita）の二人によるユニット。KAITAさんは小学生～中学生の頃にshojiさんのレッスンに参加していたらしく、当時からダンスが上手かったとのこと。shojiさん＆Oguriさんにして、「これから日本のヒップホップダンスをけん引するグループ！（てかなってる）」と言わしめるグループです。

Tweets by dr_k_k_m

・振付は冒頭の手の振りがキャッチ―ながら、全体は複雑に見える、なのに踊ると気持ちい。
・KAITAは「MIRIBIRI」の振付も担当。
・KAITAは激しい振付が強い、KAZはセクシーな男くさい動きがかっこいい（強い動きと滑らかな細かい動きの使い分けが上手い）。
・振付がやんちゃ！Dr.SWAGらしくて渋谷の路地裏感。
・埃っぽい振付だけどドープになりすぎず、これをメジャーなフィールドでやるバランス感覚。
⇒クラブでのドープ過ぎる（やってる人にしかわからない）ディープさに陥ってない
・「振付って発掘作業」と思うけど、この曲に一番合う振付を見つけ出すすごさ（byOguri）
・その発掘ができるところまで発掘させるだけの実力がBe:FIRSTにあるからできる
⇒骨を発掘する振付のすごさ（名発掘師）＆肉付けができるBE:FIRST（名肉付師）のタッグ

みなさん、後半shojiさんの言う「ドープ」の意味わかりました？恥ずかしながら私は「？？？」でした。文脈からなんとなくのニュアンスは感じ取ってましたが、次のような意味だそうです。

dope
【名詞】麻薬、興奮剤、禁止薬物
【動詞】〔～に〕薬・麻薬を与える
【形容詞】良い、かっこいい、いかした、粋な、素晴らしい

スポーツの「ドーピング」の「ドープ」なのね。平たく言ったら「ヤべぇ」って感じですね。

さて、今回は色々とキーワードが出てきたのでおさらいしましょう！ここテストに出ます（笑）。

①振付は（　　　）作業
②埃っぽいけど、（　　　　）になりすぎないバランス感覚
③振付師は（　　　　）師、アーティストは（　　　　　）師

みなさん、できましたか？今週末は「D.U.N.K」もあるので、ぜBE:FIRSTのステージになったら「ドープ過ぎなくていいよね！」って使っていきましょう（笑）！！

BTS「FIRE」（選者：NOPPO）-2023/3/19放送

あの有名なコーナー「このダンスがアツい」、今回の担当はNOPPOさん。取りあげるBTSの「FIRE」。この曲は2016年発表でそれなりに時間が経っており、「なぜ今この曲？」と思うかもしれません。

今回のポイントは「ダンサーのシグネチャー」。

よもつ

ラジオを聞いて「シグネチャーって？」思った方いません？私は思いました（笑）

シグネチャーとは、例えば野球やサッカーで選手がするお決まりのポーズといった「この人と言えばこれ」という、その人を象徴する物や事。そのシグネチャー（signature）がダンスにもあるということ。

BTSの「FIRE」の振付はシッキンの友人でもあるKeone Madrid（ケオネ・マドリッド）が担当しており、この曲の中にそのケオネのシグネチャーがあるというのです。

・2サビ後の間奏（上の動画の2：45～）のダンスが、ケオネのシグネチャーとなるダンス
・高速ステップをパパパっと両足で踏みながら、右手と左手を固めて、首だけでリズムをカクカクとる（by NOPPO）
⇒足がもう「レレレのおじさん」（by shoji）
・このダンスを既にケオネの自分のチームで発表していて、会場を沸かしていたけど、それをアーティストの曲に取り入れることで一気に広める。

⇒「ダンサーのシグネチャー」×「アーティスト」という視点でダンス（楽曲）を楽しんでほしい

ちなみにケオネのダンスがこちら。NOPPOさんが言っていたのと同じ動画とは限らないですが、BTSの振付を見た後にこの動画を見ると、確かにステップの細かさ、上半身と下半身の使い方などに”らしさ”が感じられます。

またMVの演出でも、ラストの一気にダンサーが出てくる演出は、ケオネが既に自分の動画でやっていたのをBTSの楽曲に取り入れており、この演出もまたケオネのシグネチャーの一つだそうです。